1日500人の中絶

先日、書店で『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』(河合香織著)という、出生前診断では健常と出ていて、先天的に障碍をもって産まれ、間もなく亡くなった赤ちゃんのご両親が、診断先を訴える旨が書かれた本を見かけました。

 

私はこの両親に強い憤りを感じました。

 

というのも、大東亜戦争後、中絶により、母親に殺され続けている胎児の数は届け出だけでも7,600万人に達し、実数はその2〜3倍に上るそうです。ただいまも1日500人が葬り去られている計算です。軽く1つの学校の生徒がいなくなると考えるとゾッとしませんか?

 

これらの数は、私が信頼できる情報源から拾った数なので、ご信頼いただけます。

 

作家の曽野綾子氏は「大東亜戦争の死者は300万人前後。戦後の人工妊娠中絶数は一億以上。大東亜戦争の33回分の人の命を、私たち日本人は中絶で奪った。」とおっしゃっています。

兵隊さんはおおかた男の人でしょうから、それを上回る女性たちが殺りくを続けていると考えると、私は正直、なんて国に生まれたんだろうと悲しくなると同時に、抵抗できずに殺されていった赤ちゃんたちはどんなに哀しかっただろうと涙が止まりませんでした。

 

出産する・しないの権利があるという意見もあるけれど、では何も抵抗できずに殺されていった赤ちゃんの権利はどうするんですか?と言いたい。

やむを得ない理由で中絶せざるをえないという意見もあるけれど、赤ちゃんは受精卵として芽生えて、生きていこうとする力があるんです。この世に生まれてその人だけの使命を果たそうとしているんです。どんな理由であっても、中絶は人殺しです。

ちなみにこういった記事に傷つくという意見もありますが、赤ちゃんはお母さんに殺されるという、精神的・身体的な最大限の傷つきようで、それに比べたらどんなにかと思います。

 

どうしても子どもがほしくない方は、産まれてから、福祉施設や子供がほしい方に差し上げればいい。

 

少子化で日本の国力が、外国からの防衛でも経済面でも脆弱になり、自分の首を絞めている(私やほかの方にとってはいい迷惑ですが)ことに気づいてほしい!

こういった女性たちから育まれた人間が人を尊ぶことができるはずがなく、近年増加し続ける子どもの虐待死・いじめはさもありなんと思えます。

 

この記事がすべての日本人に読んでいただき、事実を認識していただきたいと思います。

"子は宝"と、赤ちゃんを授かったことを喜び、歓迎する、かつての日本にいたしましょう!